会社選びというのは、難しいです。
二次資料や、公表資料などから会社の実情はわかりません。会社の規模が同じ程度なら、どこも似たりよったりでしょう。また、配属先や、つく上司によっても評価は大きく左右します。
会社選びに関しては「運」の要素が大きいことは覚悟しましょう。
ただ、やるだけのことはやって少しでも確度を挙げておく方法を紹介します。

(弊社他サイト記事もお読みください。「労働条件のよい建設コンサルタントはあるか」

①ホームページや、パンフレットなど公表資料の収集

・会社の規模や実績、得意分野
・顧客はどこか(国交省、自治体、旧公団系など)
・技術士や博士の数

②会社訪問や先輩などから確認事項

・雰囲気、対応
・労働実態
・離職率
・年代別の年収水準
・先輩や知り合いからの裏話
・もし、入社した場合の配属先
・技術者一人当たりの売上額
・若手の技術士がどれだけ多いか

③大手や有名企業を狙う戦略

 こういう戦略は、安直で非難されそうですが、個人的見解としては、悪く無いと思います。
建設コンサルタント業界の顧客はほぼ100%が公的機関です。
また、独自の商品というものはなく、顧客の業務委託の公募に応募することで受注します。よって、発注者(顧客)としては、受注者の実力は良くわかりません。
実力が不明なら、なるべく有名企業に受注してもらいたいのが心理です。(失敗した時も責められにくいでしょう。)
最近の、大きな業務や、難しい仕事は、プロポーザル方式入札によりますが、実績と技術者の多い有名企業が受注に有利です。
良いキャリアを積むために、有名企業を狙うのは、根拠があります。

(こちらの記事も参考にどうぞ。「大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(ステータス編)」※弊社別サイトへ移ります)

大手、というのは、売上も大きく、歴史のある企業です。
その他の、有名企業というのは、規模はそこそこでも分野別でトップとか、いわゆる強い企業です。
また、地方企業を狙う方は、地域で一番といった視点もよいでしょう。
(その地域の良い仕事が集まっている可能性があります)

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