建設コンサルタントの現状
1.公共投資の状況と建設コンサルタント市場規模

公共建設投資は、平成20年で17兆円まで落ち込んでいます。ピークは平成8年~11年頃は35兆円程度であることを考えると、この10年で公共投資規模は、約半分に落ち込みました。  建設コンサルタントは、ほとんどが公共投資やO […]

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2.建設コンサルタント業者の数

建設コンサルタント登録業者数は、平成18年がピークで4,214社、平成20年で4042社となっています。 ちなみに、3,076社(h10)→4,214社(h18)とh10年から急増しており、建設市場縮小に逆行して、小さな […]

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3.建設コンサルタントの従事者数

平成20年現在で、建設コンサルタント協会会員企業(451社)において46,353人の従業員がいます。そのうち39,003人が技術者、12,606人が技術士です。建設コンサルタント登録企業数4,042社であることから、3, […]

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4.建設コンサルタントの生産性

生産性を示す指標は、いくつかありますが、人の生産性を示す指標は、付加価値総額/従業員数で示す指標が一般的です。 建設コンサルタントの付加価値額(売上-外部流出費用)のデータがありませんので、ここでは、建設白書より、一人当 […]

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5.建設コンサルタントの経営状況(収益性)

収益性をみる指標はいくつかありますが、売上高に対する比率が理解しやすいと思います。 こちらの記事も参考にどうぞ。「過当競争の建設コンサルタント業界の現状」) 建設コンサルタント白書(h21)による建設コンサルタントの収益 […]

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6.建設コンサルタントはつぶれにくい(安全性)

 建設産業は、市場の大縮小による大不況の中、多くの建設コンサルタントもきびしい経営状況にありますが、建設コンサルタントがつぶれた話はあまり聞きません。  なぜなのでしょうか?  会社がつぶれる場合、赤字だから必ずしもつぶ […]

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7.建設コンサルタントの顧客の内訳

 建設コンサルタントとは、社会インフラの調査・計画・設計を行うものであることから建設コンサルタントの顧客は、主に官公庁になります。  「建設コンサルタント関係5団体受注実績h19」による顧客内訳を見てみると 顧 客 比率 […]

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8.建設コンサルタントの部門の内訳

次に、建設コンサルタント業務の分野別の内訳を見てみます。  道路関連と河川関連が圧倒的に大きくなっています。 部門 比率(%) 受注額(億円) ①河川・砂防及び海岸・海洋 23.2% 965 ②港湾及び空港 2.4% 1 […]

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9.建設コンサルタントの入札契約方式の変化

 建設コンサルタントの顧客は、ほとんどが公共機関になります。  公共機関からの発注は、民間同士の契約とは違い、税の執行であるため、公平、透明性確保の必要から、いくら良い業者だからと言って、随意契約によることはできません。 […]

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