1.建設コンサルタント経営の特徴を抑える意義
書店に行けば、多くの経営本が並んでいます。また、建設コンサルタントの管理職以上になれば、経営誌を購読されている方も多いでしょう。 今は、経営本が氾濫し、経営理論に関する多くの情報を入手することができます。しかし、そ […]
2.建設コンサルタント市場と顧客の特徴
以下に外部環境の市場と顧客の特徴を整理していきます。 ①顧客の特徴 建設コンサルタントの顧客の特徴として、顧客のほとんどが公的機関であることが第一に挙げられます。 国の機関、地方公共団体、旧公団系会社、国際機関な […]
3.建設コンサルタントの競合方法の特徴
ここでは、建設コンサルタント業界の外部環境における競合(+潜在的競合可能性)について考察します。 競合(+潜在的競合可能性)には、大きくは、「既存の競合」、「新規参入者」、「代替品」という三つ視点が考えられます。 三つの […]
4.建設コンサルタントの商品の特徴
続いて、建設コンサルタントの内部環境を整理していきます。まずは、建設コンサルタントの商品の特徴を理解しましょう。 ビジネスと言うのは、基本的に何らかの商品を提供し、対価を受け取り成り立ちます。 では、「建設コンサル […]
5.建設コンサルタントのコスト構造の特徴
これまで、市場・顧客、競合、商品という大枠(3Cと呼ばれるフレームワーク)で建設コンサルタントの経営環境の特徴を整理してきました。 これから、企業の内部的な構造の特徴を整理していきます。 まず、建設コンサル […]
6.建設コンサルタントの組織構造の特徴
建設コンサルタント会社の組織構造は、ライン&スタッフという組織構造をとっているところがほとんどになります。 具体的には、ライン部門は、専門分野別に道路部、河川部といった専門分野別に部が形成されます。社員数が多いコンサルタ […]
7.建設コンサルタントの人材の特徴
建設コンサルタントの人材の特徴は、なんといっても工学部出身者の比率が高いことでしょう。特に土木関連の工学分野出身者が大部分を占めています。 文系分野の出身者は、営業、経理、総務などに少数居るのみとなります。 また、い […]
8.建設コンサルタント業界の財務・資本の特徴
建設コンサルタントは、財務構造的には、自己資本比率が高く安全性が高い業界です。 ※参考:h20年 建設コンサルタント協会会員企業平均:自己資本比率:自己資本/総資本:54% 流動比率:流動資産/流動負債:185.1% 固 […]
9.建設コンサルタントの新事業展開・技術開発の状況
建設コンサルタント業界は、最大手でも従業員1000人強、売上も300億円くらいであり、純粋な研究開発予算は少ないのが現実です。 本来は、既存事業の収益を、新事業に投資し次の収益源を探し、育成していくことが永久継続を前提と […]
建設コンサルタントと非公式組織
組織には公式組織と非公式組織があると言われています。 公式組織というのは、会社であれば、役職、部署などにより区分するもので、人の役割分担や指示命令系統を表すものです。 非公式組織というのは、公式組織とは別に自然に生じてく […]