2.過当競争の建設コンサルタント業界の現状
公共建設投資額は、90年代をピークとして、現在は半分に減少しています。 公共建設投資が半減に対して、建設コンサルタント協会会員の受けた影響を下に整理してみます。 平成10年 平成19年 減少比率(%) 協会会員企 […]
6.建設コンサルタント業務の発注主体の将来
建設コンサルタント白書21年を見ると、協会所属企業の受注の内訳は、40%が国関連(旧公団、財団、社団等含む)、地方自治体が38%となっています。 今後の発注主体は、どうなっていくのでしょうか考察してみましょう。 社会 […]
1.公共投資の状況と建設コンサルタント市場規模
公共建設投資は、平成20年で17兆円まで落ち込んでいます。ピークは平成8年~11年頃は35兆円程度であることを考えると、この10年で公共投資規模は、約半分に落ち込みました。 建設コンサルタントは、ほとんどが公共投資やO […]
5.建設コンサルタントの経営状況(収益性)
収益性をみる指標はいくつかありますが、売上高に対する比率が理解しやすいと思います。 こちらの記事も参考にどうぞ。「過当競争の建設コンサルタント業界の現状」) 建設コンサルタント白書(h21)による建設コンサルタントの収益 […]
6.建設コンサルタントはつぶれにくい(安全性)
建設産業は、市場の大縮小による大不況の中、多くの建設コンサルタントもきびしい経営状況にありますが、建設コンサルタントがつぶれた話はあまり聞きません。 なぜなのでしょうか? 会社がつぶれる場合、赤字だから必ずしもつぶ […]
7.建設コンサルタントの顧客の内訳
建設コンサルタントとは、社会インフラの調査・計画・設計を行うものであることから建設コンサルタントの顧客は、主に官公庁になります。 「建設コンサルタント関係5団体受注実績h19」による顧客内訳を見てみると 顧 客 比率 […]
8.建設コンサルタントの部門の内訳
次に、建設コンサルタント業務の分野別の内訳を見てみます。 道路関連と河川関連が圧倒的に大きくなっています。 部門 比率(%) 受注額(億円) ①河川・砂防及び海岸・海洋 23.2% 965 ②港湾及び空港 2.4% 1 […]
9.建設コンサルタントの入札契約方式の変化
建設コンサルタントの顧客は、ほとんどが公共機関になります。 公共機関からの発注は、民間同士の契約とは違い、税の執行であるため、公平、透明性確保の必要から、いくら良い業者だからと言って、随意契約によることはできません。 […]
(社)建設コンサルタンツ協会
建設コンサルタントの最もメインの業界団体になります。 建設コンサルタント業を主としたある程度の企業規模を持つほとんど建設コンサルタント、地方中小から大手まで幅広い企業が加入しています。 それでも、建設コンサルタント登録業 […]