建設コンサルタントとは、公共のインフラストラクチャー、道路や橋、ダム、堤防、港湾、空港、上下水道などの計画・調査・設計など技術コンサルティングを行う企業です。
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公共インフラの調達において、設計・施工分離の原則があり、設計者と施工者は分離されています。設計を行うが建設コンサルタント、施工を行うのがゼネコンになります。
施工者が設計をしたら、お手盛りの設計になってしまう恐れがあるからです。
設計は、戦前までは行政内部の技術者により行われてきましたが、戦後の業務量の増大に対して、外部の専門性を生かすため、建設コンサルタントに発注するようになりました。
建設コンサルタントは行政より委託を受けて、行政の代理人の立場で業務を行います。
建設コンサルタントは、日本標準産業分類によればサービス業-土木建築関連のサービス業-その他の土木建築サービス業 に分類されます。
建設コンサルタントは、登録規定に基づき国土交通省に登録が必要です。
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