建設コンサルタントの理想的な 最初のキャリアプランの例

キャリアプランといっても、建設コンサルタント技術者としての最初のキャリアプランの選択幅は、それほど広いものではありません。
 まずは、何らかの専門分野を、10年程度で極めていく、名実ともに認められるということが必要になります。
建設コンサルタントとして理想的な最初の10年のキャリアプラン例を5年くらいでフェーズをきって、表現してみたいと思います。

第1フェーズ:入社5年目くらいまで
 【目標配属された部署の専門技術知識を極める。
    大体の業務は、一人で回せるようになる

 【方法:OJT
 ・関わった業務全体を把握する。(業務内容、工程、コスト管理)
 ・常に一番、合理的なやり方を意識する
 ・仕事で出てきた新たな技術部分は完璧にする。
 ・業務責任者のつもりで、主体的に考えて先回りして行動する
 ・今後、類似業務は一人でできるようになる
 
   自主学習
   ・業務で使った知識は根拠まで完璧に調べて、体で覚える
   ・専門分野の技術基準書を片っ端から読み込む 全体を網羅する
   ・過年度成果、類似業務成果を読み、疑似体験する
   ・技術士補は確実に取得する
   
第2フェーズ 入社5年目~10年目まで
【目標】:建設コンサルタント技術者として一人前になる
   ・難しい業務、大規模業務でも基本的に一人で回せるようになる
   ・業務で確実に利益を上げられるようになる。
   ・顧客の優良な評価を得られる。
   ・技術士二次試験合格レベルに到達し、二次試験への挑戦を始める

 【方法:OJT
   ・難しい業務、大きな仕事に積極的に挑戦する
   ・業務の回し方を極める(工程、品質、利益)
   ・会社の利益に大きく貢献する
    
   自主学習
    ・専門分野の技術の知識を極める
    ・技術士二次試験の勉強、合格レベルまで極める
    ・マネジメント関連本、語学の勉強などの勉強を始める

入社10年目以降について
 以上のようなキャリア開発を続ければ、早い人では、10年程度で専門分野を極めて、どんな業務にも対応できて、技術士も取得し、名実ともに社内のエースとなることができるでしょう。
 これは15年かかっても、問題ありません。建設コンサルタントに入ったからにはまずは、専門分野を極めて、技術士を取る。このステージをクリアしていきましょう。

 最初のキャリアをクリアしてしまえば、基本的には、最強の「人生の保険」を持ったことになります。 
「人生の保険」があるってことは、リスクを負ったチャレンジができるということです。

 日本全国、どこでも転職できますし、年収水準も地方なら上位10%に入るくらいになるでしょう。公務員になることも、独立することもできますし、全くの異業種分野に挑戦することもできます。 途中に空白が何年も空いても、問題ありません。

 その後は、やりたいことやって、思うがままに生きられるチャンスです。
 よ~く自分で考えて、次の10年計画を進めていくとよいでしょう。