大手建設コンサルタントの厳密な定義はありません。
強いて言えば、業界の知名度が高く、売上が大きく、歴史もある企業となります。
(弊社他サイト記事「建設コンサルタント業界の転職で目的のない大企業志向はお勧めできない」もご覧ください)
以前から日本工営、パシフィックコンサルタント、建設技術研究所がビック3と言われてきました。
最近は企業統合により、イデア、オリエンタルコンサルタントグループ、EJホールディングス(エイト・日技)など新たなビックコンサルタントも台頭してきています。
大手建設コンサルタントでは、多様な専門分野に細分化された部署を持ち、優れた人材と有資格者を多く揃えています。
大規模業務や研究・計画業務を中心に技術力と業務マネジメント力による業務活動を行います。
大手の有利な点は、やはり知名度、専門性の多様さ、実績と人材によりプロポーザルなど入札を有利に進めることができる点が大きいです。
コンサルタントなど不定形のサービス分野においては、顧客は事前に品質を確認することができません。
よって、顧客は、知名度やブランドを重視するようになります。
建設コンサルタントの顧客は、行政機関が多いですが、発注担当者は失敗した時に責任をとわれないためにも、なるべく、知名度の高いコンサルタントに発注したいと考えるのが心情です。
次に「中堅建設コンサルタント」についてみてみましょう。
弊社他サイト記事もご覧ください。
「大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(職務内容、キャリア編)」
「大手建設コンサルタントに転職していいなと思った経験談(ステータス編)」
参考:年収ラボ 建設コンサルタントランキング
日経コンストラクションの建設コンサルタントランキング記事を載せたブログ