退社するときは、できれば円満退社が良いです。
具体的には、業務はキチンと終わらせて、迷惑かけない形で引き継ぎましょう。
また、お世話になった人や、引き継ぐ人にはお詫びをしたり、辞めた後も、問い合わせには真摯に対応しましょう。
ただし、手間と時間のかかる作業は断って下さい。退社した人間がそこまでやる必要はないです。
(弊社別サイト参考記事「辞めさせてくれない!建設コンサルタントの引き留め対応と上手な辞め方」)
今まで会社や同僚を恨んだ形で辞めた人を多く見てきましたが、転職などで会社に問い合わせが来たりします。またどこかで関わるかもしれません。
辞める時くらい表面だけでも爽やかに取り繕った方がよいです。
私も以前の会社の、上司や同僚とは、今でも飲みに行ったりお付き合いは続いています。
コンサル業の同僚は戦友みたいなものなので、損得関係なしに、付き合える人間関係は大切にしたいと思っています。
円満退社というのは結構難しいものです。
私の場合、最初の会社を退社する時に、業務の引き継ぎが許されず、予定より退社を半年延期しましたが、それでも、裏切り者呼ばわりされたり、攻撃されるものです。
今までと態度が豹変する人もいました。逆に親切にしてくれる人も出てきます。
人間観察だと思って、上手く乗り切って下さい。
建設コンサルタントが嫌になっている人へ
- 1.建設コンサルタントが嫌になった原因は?
- 2.どうしようもなく嫌なら辞めた方がいい
- 3.円満退社を心がける
- 4.資格は取っておいたほうがよい
- 5.できれば、次を決めてから
- 6.新しいことに挑戦する
- 7.プライベートを充実させる
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