建設関係ということで、ゼネコンや建設製品メーカーに転職するケースです。
これも私の知っている限り、失敗事例が多いです。
ゼネコンの現場について言えば、仕様通りに問題なく完成する力が求められます。
コスト、工程や調達、品質管理が作業の中心になります。現場のリーダーとなって常に下請けの専門工事業者とのやり取りが求められます。また、現場での拘束時間が長いこともあり、未経験者にはかなり過酷です。
建設製品メーカーの場合、設計とか開発に転職できる事例は稀です。大体、営業になります。慣れない営業マンをやらされて、かつての同僚や建設コンサルの知り合いに頭を下げて回らされたりします。技術の方が営業に就職する場合、自分の適正を考慮しましょう。
建設コンサルタント転職戦記
- 1.建設コンサルタント転職戦記とは
- 2.建設コンサルタントの転職パターン
- 3.建設コンサルタント → 建設コンサルタントへの転職
- 4.建設コンサルタント → 建設会社やメーカーへの転職
- 5.建設コンサルタント → 役所や団体への転職
- 6.建設コンサルタント → 他の産業への転職
- 8.建設コンサルタントの転職方法
- 9.中途はつらいよ?(転職でぶつかる壁)
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