6.まとめ 建設コンサルタントの明るい未来に備えて
建設コンサルタントのサービス供給力は、今後、従事者数の激減により低下し、長期的には需給バランスは改善していきます。 (こちらの記事も参考にどうぞ「建設コンサルタントでも進む、働き方の多様化」※弊社別サイトへ移動します) […]
1.建設コンサルタント業界の将来を見据えること
建設コンサルタント業界においては、将来について、悲観的なものが多いようです。 経営に関わる人間として、一番よくないことは、経営状況がよくないことを、景気や市場、政治など外部環境のせいにしていることです。 (こちら […]
2.建設コンサルタントの将来市場規模はどうやって決まるのか
建設コンサルタント業界の将来市場規模はどうやって決まるのでしょうか? (こちらの記事も参考にどうぞ。「将来的な建設投資規模はどうやって決まるのか」※弊社別ブログへ移ります) 建設コンサルタントは、公共機関を顧客として […]
3.社会資本投資規模はどう決まるのか
前項で、建設コンサルタントの将来市場規模は、将来の社会資本投資額の5%程度となると考察しました。 では、将来の社会資本投資額がどのように決まるのか考えてみましょう。 社会資本は、国民の安全と生活、経済活動を維持するた […]
4.将来の社会資本投資規模はどうなるか
90年代50兆円近くあった公共建設投資も、現在は20兆円を割り込むまでに減少しました。将来はどうなるのか、将来の社会資本投資規模の大きな流れについて、ここで考察してみます。 ①人口要因 社会資本は、国民のためにある以上 […]
5.社会資本投資の中身のどのように変化するのか
人口や経済状況から考えて、インフラ需要が激減することはなく、将来も社会資本投資が底堅く推移する可能性が高いことは、前項までで理解できたと思います。 建設コンサルタントの将来を考える上で、もう一つ考慮しなければならない […]
6.建設コンサルタント業務の発注主体の将来
建設コンサルタント白書21年を見ると、協会所属企業の受注の内訳は、40%が国関連(旧公団、財団、社団等含む)、地方自治体が38%となっています。 今後の発注主体は、どうなっていくのでしょうか考察してみましょう。 社会 […]
7.今後の建設コンサルタントの成長分野は?
前項までに、大きな流れとして、維持更新需要の増大、地方分権の流れを挙げましたが、今後も、社会資本投資は底堅いものがあるとしても、建設コンサルタント業務の分野については、衰退する分野もあるでしょう。 今後の建設コンサルタ […]
1.プロポーザル方式とは
プロポーザル方式とは、建設コンサルタント業務の提案入札のことです。 提案入札の概要というものは、まず、顧客が要求仕様を提示し、それに対し供給業者が提案書(実行の仕様)を提案し、最適な実行の仕様を確定する手続きです。 […]
2.プロポーザル方式の意義
プロポーザル方式導入以前は、指名競争入札による価格競争が一般的でした。 現在でも小規模業務、自治体の業務では指名競争入札が一般的です。基本的には最低価格の業者が落札する方式です。 建設プロジェクトの総コストの内、調査 […]
3.プロポーザル方式の経緯
プロポーザル方式の開始~現在までの経緯を以下に簡単にまとめてみました。 ①平成6年:プロポーザル方式の開始 当初は大規模で複雑な業務中心 「プロポーザル方式に基づく建設コンサルタント等の特定手続について(平成6 年6 […]
4.プロポーザル方式の適用
我が国の技術提案入札としてスタートしたプロポーザル方式も平成6年の施行開始以来、適用範囲を広げながら分化を続け、提案入札としては平成21年にもプロポーザル方式と総合評価落札方式とにわかれました。 現在の技術提案入札の分 […]
5.プロポーザル方式の分類
(1)評価方法による分類 プロポーザル方式は、「総合評価型プロポーザル方式」と「技術者評価型プロポーザル方式」の2 つに分類されます。 「総合評価型プロポーザル方式」は、技術提案の内容と、企業や技術者の能力を総合的に評価 […]
6.プロポーザル方式の手順
プロポーザル方式の選定手順は、公示→参加表明提出→選定・提案要請書送付→技術提案書の提出→ヒヤリング→提案の特定・契約 となります。 (下図参照) 提案要請書送付→技術提案書の提出までが短い場合は、提案作成者は結 […]
7.プロポーザル方式の評価項目と配点(選定・指名段階)
プロポーザル方式は、選定・指名段階における審査があり、この事前審査により入札参加者を3~5社以上に絞り込みます。 その評価項目は、以下のものです。 ①参加表明者(企業)の「資格・実績等」「成績・表彰」 ②予定技術者の「資 […]