つづいて、建設コンサルタントの負の側面を理解してください
コンサルタントという響きに変な幻想を持たない方がよいです。決して先生業ではないですから。
最近では、新3Kとい言われるそうです。新3Kとは、「きつい」、「帰れない」、「結婚できない」だそうです。大体、当てはまりますね。
しっかり念頭において下さい。

(こちらの記事も参考にどうぞ。「建設コンサルタントは20代が一番きつい」※弊社別サイトへ移ります)

(2)悪い点

①労働時間がながい

建設コンサルタントは、確実に労働時間が長いです。残業、休日出勤は当たり前です。
会社説明の、完全週休二日制や所定内の労働時間などの労働条件はあまり意味がないでしょう。(実際は休めません。たぶん)特に納期が集中する年度末、12月~3月にかけてが残業のピークになります。

最近、ワーク&ライフバランスなど時短の動きを見せていますが、実際はなかなか効果が伴わないようです。

(参考記事:「労働条件のよい建設コンサルタントはあるか」※弊社別サイトへ移ります)

②体力がきつい

残業が多く拘束時間が長くても、待機とか監視が多いという仕事ならば、結構楽です。
しかし、建設コンサルは、仕事時間中は、ずっと手と頭を動かして、報告書を書いたり、検討したり計算したりしなくては、仕事は終わりません。
まったりやりたい人には無理です。

③精神的にきつい

計画や設計という仕事は、実は、顧客や社内とのコミュニケーションがとても多いです。
業務において様々な問題が起こります。調整、対応にはかなり気を使います。
また、顧客に怒鳴られたり、トラブルが起こることもあります。

④手が早く、頭を回しつづけなければいけない

コンサルタントの仕事は、顧客の要求に「わかりません」とか「できません」と答えることは禁物です。(一度やってみたいものですが)
例え自分の知らない、誰もわからないことでも、制約された時間内に調査して方向性や解答を出す必要があります。「自分で考えて行動できる」能力が重要になります。
あと、文章を読むのと書くのが苦手な人は、建設コンサルは向きません。

⑤結婚できない?

大手のコンサルでも、高齢独身者がぞろぞろいます。また、バツイチも多いですね。
家庭に父親不在というのも良く聞きます。
ただ、現代は首都圏で30代独身率50%近く、離婚率も30%の時代です。他産業と比較して多いかどうかは不明です。

(こちらの記事も参考までにご覧ください「就職先に建設コンサルタント業界を選んだ理由と、その後について」弊社別サイトへ移動します)

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