平成20年現在で、建設コンサルタント協会会員企業(451社)において46,353人の従業員がいます。そのうち39,003人が技術者、12,606人が技術士です。
建設コンサルタント登録企業数4,042社であることから、3,551社が未登録企業です。
これらの従業員を含めれば、建設コンサルタント従事者は、さらに1万人は増えると思われます。
協会所属の建設コンサルタント従業員は、平成12年のピーク58,095人から、平成20年の46,353人まで暫減しています。
建設業界全体が、高齢化しています。建設コンサルタント業界についていうと、平均年齢42歳となります。
また、20代はとても少なく、50代が全体の40%を占めています。今後、自然減により建設コンサルタント従事者は、年々減少していくと考えられます。
こちらの記事も参考にどうぞ。「これからの建設コンサルタントは60代社員をどう活用するかで決まる」(弊社別サイトへ移ります)
建設コンサルタントの現状(2010年)
- 1.公共投資の状況と建設コンサルタント市場規模
- 2.建設コンサルタント業者の数
- 3.建設コンサルタントの従事者数
- 4.建設コンサルタントの生産性
- 5.建設コンサルタントの経営状況(収益性)
- 6.建設コンサルタントはつぶれにくい(安全性)
- 7.建設コンサルタントの顧客の内訳
- 8.建設コンサルタントの部門の内訳
- 9.建設コンサルタントの入札契約方式の変化
「建設コンサルについて考える」新着記事
社会構造は法制度によって作られるという話
2024年8月21日
日本と欧米の法制度の成り立ちの根本的な違い
2024年8月20日
欧米の公共事業では、革新的調達(デザインビルドやPPP)は実はレアケース
2024年8月20日
公共調達制度コラムのはじめに
2024年8月20日