8.建設コンサルタントは継続的な自己啓発が必要

建設コンサルタントは、例え大手でも資本力に乏しく、人材開発に多くのお金をかけることはできません。
よって、人材開発は、OJTと自己啓発が中心になります。

自己啓発の重要な点は、継続的に行うことです。単発で少しやったくらいでは効果はでません。長期的な目標やキャリアプランを設定して、地道にやりましょう。
例え周りの人が何も自己啓発していなくても、人は人、自分は自分です。自分の責任は自分で負うしかありません。周りに流されず計画的に行いましょう。

自己啓発の種類として、大きくは以下の3つにわかれます。
①業務能力を上げるためのもの
②資格取得のためのもの
③知見や基礎能力を高めるもの

①業務能力を上げるためのもの
会社から給料をもらっている以上、業務の専門分野について「プロフェッショナル」になる必要があります。よって、業務能力を高める自己啓発が一番重要です。
まず、自分の専門分野の業務を行うための書籍、技術基準、マニュアル、要領といったもの、共通仕様書での使用図書、上司や先輩からのお勧め本など、片っぱしから読んでください。
また、過去の報告書や、成果を読んで業務をイメージして下さい。
そして、身につけた知識を、実務で実践します。
自己啓発と実務(OJT)の両輪で、学校の勉強とは違う深さと早さで習熟することが実感できるはずです。

業務能力が高まるほど、責任ある仕事が任され、自分の裁量の範囲は広がっていきます。
業務をコントロールすることができるので、自分のペースでできるし、やりがいも増大していきます。
よって、業務能力向上の自己啓発は、やればやるほど、仕事は楽になり、また楽しくなります。

②資格取得のためのもの
専門分野のために必要な資格の取得です。
資格の勉強は、勉強の期限、ゴールが決まっているし、合否といった結論がでるので比較的取り組み安いです。
また、建設コンサルタントにおいては、技術士取得が一人前と認められるために絶対に必要です。
また、最近は技術士を持っていないと業務に参加できないこともあります。
30代前半で取得することを目指しましょう。そのためには、20代後半から2次試験の勉強を始める必要があります。
技術士取得のための参考サイト:「技術士のつぼ」

③知見や基礎能力を高めるもの
マネジメントや、語学、他の専門分野の勉強、その他知見を広げるものです。
知見や基礎能力を高める自己啓発は、効果がすぐにあらわれるわけではないので、取り組みにくい分野です。
効果が伴いにくいので、嫌いなことは続きません。興味のある分野を飽きない程度に続けましょう。

私は、30過ぎてから本格的にマネジメントの勉強を始めましたが、20代の頃の後悔として、飲みにばかりいっていないで、もっと語学やマネジメント勉強をしておけばよかったと思っています。

あと、出張が多かったので、鞄に数冊、複数のジャンルの本を入れておいて、列車の中などで暇な時に読書をしておりましたが、さまざまなジャンルの読書は知見を広げられるのでお勧めです。